WEBサイト不正アクセスの概要
2023年8月23日に、大手オフィス家具メーカーである株式会社イトーキ(以下、同社)は、子会社イトーキエンジニアリングサービス(以下、同子会社)のWEBサイトが不正アクセスを受け、問い合わせフォームなどの一部機能に閲覧障害が発生したことを発表しました。
WEBサイト不正アクセス詳細と原因
2023年8月21日から22日の間に同子会社のWEBサイトでアクセス障害が発生しました。調査の結果、この不具合の原因は外部からの不正アクセスであることが確認されました。
原因については9月1日時点では公表されていませんが、同社および同子会社はすぐに対策チームを立ち上げ、初期の対応とセキュリティの強化に努めるとのことです。
今後の対応
現時点では、個人情報及び顧客情報の流出の有無については、現在確認中とのことです。同社は外部の専門家のアドバイスに基づき、調査とシステムの修復を進めており、関係当局とも連携を取って進めて行くと公表しています。
まとめ「WEBサイトの閲覧障害被害の予防対策はSEO対策でも必須」
今回の事例は、問題を迅速に発見し対策できたので被害範囲は少なく抑えることが出来ました。しかし、閲覧障害やWEBサイトの改ざんに気づかず、サイトの中身を改ざんされていたことに気が付かずサイトが検索エンジンに一切引っかかって来なくなった事例がありました。また、脆弱性を利用して不正アクセスによる改ざんでWEBサイトのSEOを下位に落とす手法もアメリカの研究機関から発表されています。閲覧障害やSEOのトラブルに会う前にリスクを把握・対策してインシデントの予防を心がけましょう。
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